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頂き女子リリちゃん 欲望と恋愛ヒエラルキー

この記事では、「頂き女子」の手口と、対策について簡単にまとめました。
またまたざっくりですが、読むことにより自分自身と向き合い、詐欺などの被害にあわない対策ができるきっかけになれば幸いです。

はじめに (興味が無ければ飛ばしてください)

人間は楽な方へと向かう習性があることは、誰でも知っていることでしょう。

本当に彼女たちだけが悪いのでしょうか?

【パパ活・頂き女子】に支払うお金、そんな使い方は「死に金」です。

人により価値観が違いますが…。

あの頃はまだ若く、お金が無くてできなかったことや挑戦してみたかったこと、今挑戦したいこと。

行ったことのないところ、日本のみならず世界を旅し、古代の遺跡を見て時代の偉大さに感動する。

世界中の美味しいものを探して食べ歩く。

疎遠になってしまった昔の友人達に会いに行く。

50代にもなれば先が長いようで短く、いつまでも体が丈夫で元気でいられるのも、そう長くはないでしょう。

残りの人生を別のことで使えたら、彼女たちのような【悲しい女子】が少しでも減少してくれたら…。

そう願うばかりです。

頂き女子

すべて「頂き女子」を極めることで、生計が立てられる。

食費・美容 整形・ブランド物・ホスト・借金返済すべて解決!

「男性に3億円を貢がせた」とうたった電子書籍を1~3万円で数十人に販売。

購入した女子達は、数万円もの大金を支払う以上、もちろん自己投資で購入したのでしょう。

お金を「頂く」ところまでできたとしても、もらえばもらいっぱなしにせず、感謝の意を伝えるなどの、アフターケアを重要事項としてあげていますが、それができずに男性の怒りに触れ、詐欺で逮捕された女子もおり、相手に不快感を与えるどころか、むしろ助けた満足感を与える本家本元の「やりくち」は完璧です。

「やりくち」

「おじ」とはターゲットのことです。

「おじ」の楽しいことを会話の中で探り、楽しい思いをさせる。

「おじ」もたくさん自分に興味を示してくれるとうれしい。

そして信頼関係を築いていく。

毎朝「おはよう」のラインを朝一番で送る。

ある日突然ラインをやめる。

「おじ」から連絡が来たら。

「実は…」と不幸をよそおい借金の話をするが、「おじ」がお金を出そうとしたら一回は必ず断る。

あくまでも自己責任として、闇金や風俗店で借金返済の相談を持ちかける。

「こんなこと誰にも言えない…、あなただから相談したの」などといい。

「おじ」がどうしてもとお金を出したら、ここからが重要。

必ず感謝の意を伝えて、「あなたはわたしの命の恩人」とか「これで普通の女の子にもどれる、うれしい!」などのアフターケアが重要。

「おじ」の満足感を満たすこと。

こうすることでトラブルが無く、次へと進められる。

とのことです。

ターゲット

ダマすことを、「魔法をかける」と表現する、ここまでくると女狐通り越してハンターですね。

◆お金を頂ける「おじ」のタイプ

・淋しがり屋で、孤独感が強い。

・趣味がない。

・生きる意味を見いだせていない。

・頼られたことがない。

・金銭管理ができていない。

・恋愛経験が少ない。

キツイ言い方になりますが、この項目を見ると、自立心が無く弱々しく感じます。

厳しい現実 彼女の本性

被告人のノウハウはもちろんですが、被害者側の弱みとマッチして、はじめて成立してしまう詐欺なのでしょう。

この犯罪は、たまたま恋愛感情を利用したものですが、結局は相手の弱い部分を突いてくることでは、他の詐欺と同じですね。

でも、誰しもが同じ人間である以上、弱い部分があり、その心のすきまに入り込まれると、脆く崩れだす。

恋愛強者のホスト達ですら今はなくとも(苦労されている方もいると思いますが)、時間とともに弱い周期が必ず訪れることでしょう。

決して他人事と思わず、自分の弱い部分をしっかりと自覚しておくことが、詐欺に引っ掛かりにくい対策の1つです。

彼女達に想いを寄せる「おじ」からお金を頂き、「頂き女子」から「ホスト」の美男子達へと、蜜蜂のようにせっせと運ぶ。

恋愛弱者から恋愛強者へ、弱肉強食の世界。

厳しい恋愛のヒエラルキーです。

50歳にもなれば、人生は思い通りにいかず、そして甘くないことは、本当の意味で理解しているはずです。

でも、その若さと笑顔、可愛らしい口元から放たれる甘い言葉。

「もしかしたら…」。

そんな思いが、自分の心のみならず、行動までもが制御不能となってしまったのでしょう。

かりに「ダマされているかもしれない」と思っても「もし本当に困っていたら…」と思うかもしれません。

100%ダマされていた!と気付いた時。

彼女を恨むどころか、断腸のおもいで断ち切るのではないか、おそらく訴えることなく、自分のあやまちに気づき、静かに生きて行くのではないでしょうか。

下心が無いとはいいませんが、彼女を救いたい、一緒にいたいという気持ち。

純粋さと甘さという言葉の奥に潜む欲望。

男性の妄想で美化された「不幸な彼女」が、実は遊びたい金欲しさに50代男性達をたぶらかし、それとは真逆の美形なホストに入りびたり、ブランド物、美容整形、欲望にまみれてむさぼる姿。

彼女の現実の姿を知った時、美化された「不幸な彼女」像が崩れた時の衝撃は大きく、さぞ辛かったことでしょう。

哀しき50代の恋愛事情。

しかし欲望が暴走した一例に過ぎません。

欲望は動物として、理性は人間として。

動物である以上欲望が心の中で湧き出すことは避けられません。

ですが人間である以上、理性で心を制御して自分自身に勝つ。

そんな強い心を日々鍛えていくことが大切ですね。

最後に。

一番の対策は、【近づかないこと】です。

以上。

それでは今日も一日頑張りましょう!

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