ひとり旅が好きな方が悩んでいらっしゃる質問を見つけました。
「皆で行く旅行も楽しいけど、ひとり旅も楽しい」というと、イロイロいわれるそうです。
「ひとり旅なんて寂しくないの?何が楽しいの?」とか「友達がいないんだね」など…。
その方の反論として、「コンビニ行くのに友達と行くの?ただ、距離が遠いだけじゃないですか」…たしかに。
ソロ活動やひとり旅をする人って変わり者なのでしょうか?
友達のいない寂しい人達なのでしょうか?
この問いに、未熟な私が独断と偏見で語らせていただきます。
【結論】
ひとりも複数人も、自分が楽しければそれで良いと思います。
何ごとも自分に価値があり、人に迷惑をかけていなければ問題ありません。
国内ひとり旅の経験しかない私からすれば、海外へひとり旅をする人は、英語だけでなく、さまざまな語学、ひとりで全てをこなすことができる、自立した人だと思います。
憧れを通り越して尊敬します。
目次
◆なぜ「ひとり旅」をする人を否定するのか?
◆独居暮らし 私の場合のひとり旅「メリット・デメリット」
◆ひとり旅 移動中何をするのか?
◆旅の目的 (私の場合)
◆旅先孤独か?
◆最後に
◆なぜ「ひとり旅」をする人を否定するのか?
◆内向型か外向型か
内向型気質か外向型気質かによって、ひとり旅を寂しく感じ、理解できないのかもしれません。
内向型はひとりでいる時、エネルギーが蓄えられ、人といる時、エネルギーを消費し、疲れるそうです。
いっぽう、外向型は皆でガヤガヤ接している時、エネルギーが蓄えられ元気になり、ひとりでいる時、寂しくてエネルギーを消費して元気がなくなるとのことです。
もしかしたら、外向型気質の人には理解できず、悪気はないのですが、くい込んだ質問をしてしまうのかもしれません。
◆その人に対しての普段の言動は?
私は基本「ひとり旅」のことは誰にも言いませんが、友達に聞かれれば話します。
会社の人には絶対に話しません。
悪い人はいませんが、接する頻度が多すぎるので、多少のイザコザがあります。
イロイロいう人は、その人に対して何かを思っているのかもしれません。
普段から無意識に傷つく言動をしていないか?よくよく思い出してみるのもよいでしょう。
意外な言葉で傷ついているかもしれせん。
◆距離を置いた方が良い場合
会社の人で、多少のイザコザがあるのは仕方がないことです。
それぞれ立場もあり、言いたくないことも言わなければならない場面もあります。
それにより、ネガティブな感情がわきあがることもあるでしょう。
ですが、接する頻度がさほどない、知り合いや微妙な関係の友人が、イロイロ言ってくる場合は、何も言わずに離れましょう。
たいした接点もないのに、そのような言動をしてくる場合は、この人は大人しいからと、無意識に下に見て安心したい自信のない人かもしれません。
◆人の目を気にする
他人にどう見られているのかが、気になってしまうパターンもあります。
周りから「友達がいない寂しい人」とか、「変人だからひとりなんだ」など。
そう思われたくないから、体裁を気にして、さほど仲良くない間柄でも行動を共にする、孤独でないようで孤独な人もいらっしゃることでしょ
う。
そんな人も無意識に自分では理解できているからこそ、「寂しい人」といってしまうのかもしれません。
でも、誰も自分のことなど見ていません。
◆自立できていない
イロイロと計画をたてたり、予約をしたりめんどくさい。
ひとりで地図を見たり、電車に乗ったり、調べるのもめんどくさいし、ひとりで迷ったら不安…。
決断するのが怖い。
群れの中にいたい人もいます。
これは太古の昔、集団から排除され孤独になると生きられなくなったため、私たちの遺伝子に組み込まれているようです。
もしかしたら、1番普通の心情なのかもしれません。
◆独居暮らし 私の場合のひとり旅「メリット・デメリット」
◆メリット
・とにかく自由。
・自分の行きたい場所、やりたいことができる。
・行きたかったお店で、好きなものを食べられる。
・たまに人との交流がある。
◆デメリット
・自由は不自由、そして全ての管理をしなくてはならない。
・冬、寒冷地に住む場合
水道管破裂防止策として、水道栓を閉める。
これは実際に経験しました。
旅行中、近所の方から「凍結して水道管が破裂したので、水道栓を閉めておきました」との電話に驚き、すぐに帰宅しました。
修理に30万円ほどかかり、苦い経験となりました。
それいらい必ず水道栓を閉めて旅に出ます。
・犯罪防止として
留守だと気付かれないように、犯罪防止策として、新聞をとめる。
時には、電気をつけっぱなしにして居留守をしていくこともあります。
近所で盗難被害が数件発生しており、警戒しております。
また、これも私の経験ですが、体調不良となり、救急車に運ばれそのまま入院となったさい、新聞が玄関ポストにたまっているのを見て、近所
の方から会社に連絡が来たそうです。
きっと家の中で孤独死しているかもしれないと心配してくれたのでしょう。
近所の方に迷惑をかけないよう、旅行中は新聞をとめています(新聞なんかいらないとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、「お悔やみ欄」だけは義理があるため、田舎でははずすことができません)。
・持病の薬は必須
これも経験ですが、初めてのひとり旅で西表島に来た時のことです、カヌーのアクティビティに参加したところ、腰の調子が悪くなりましたが、せっかくだからと無理して滝やシュノーケルを楽しんでいると、どうにもならない痛みが出たため、ホテルで休みました。
次の日は痛み止めの薬がなんとか効いてくれて、体を引きずりながら、飛行機・電車・バスと乗り継ぎ、帰ることができました。
その時、痛み止めの薬がなかったらと思うとゾッとします。
それ以来、痛み止めはもちろんのこと、整腸剤・胃薬とイロイロと持って行きます。
備えあれば憂いなし!
・戸締り・火の元
戸締り・火の元の確認は、普通に指さし呼称しても忘れて不安になるので、しつこく数回行なった後に、自分の「みぞおち」にパンチを食らわせて、痛みで記憶しています(笑)
◆ひとり旅 移動中何をするのか?
仕事の宿題の様なことをして、片付けます。
旅行だからと切り替えたふりをして不安でいるより、向き合ってこなしていった方が、ストレスが無く、安心して旅行が楽しめます。
ISO・リスクアセスメント・事務的作業などです。
ブログの内容を考えて、書き出す。
本を読む。
疲れていたら寝ます。
◆旅の目的 (私の場合)
もちろん楽しむことが最大の理由ですが、旅先の観光・食事は、ブログのネタになるため、写真が重要になってきます。
料理が美味しすぎて、写真を撮り忘れ「やっちまった」はしょっちゅうです(笑)
私にとっての旅行は、ブログを閲覧してくださる方達の、お役にたつことです。
まだぜんぜん駄目ですが、頑張って目指します(笑)
◆旅先孤独か?
旅先で、多くの友達からSNSを通じて、からかわれたりしています。
それに対抗して、写真で美しい海や食事の自慢をして、嫌がらせをして楽しんでいます(笑)
たまに、人との交流があり、それも楽しみの一つです。
正直、私は孤独感はありませんが、孤独は極めているつもりです。
◆最後に
ひとりですべてを管理して、こなさなくてはならないため、まだひとり旅の経験がない方は、挑戦してみることをおすすめします。
はじめはつまらなく感じるかもしれませんが、慣れてくれば、ひとり旅だからこそのメリットにも気づけると思います。
にぎやかな仲間たちとの旅も、どちらも素晴らしい思い出となっていくことでしょう。
ひとり旅のみならず、「ソロ活動」などにたいして、イロイロと嫌なことを言ってくる人がいるかもしれません。
きっとその人の心の中に、痛みや苦しみがあり、別のかたちとなって、私たちにその毒のようなものを吐き出しているのかもしれません。
自分の問題です、私たちにはどうすることもできません。
美しい自然の中にゴミを置いていくなどの行為や、人に迷惑をかけていなければ、何の問題もありません。
なるべく距離をおき、ひとりで、時には大切な人達との人生の旅を謳歌しましょう!
以上。