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与那国ひとり旅【冬】

目次
◆与那国ホンダ レンタカー
◆ティンダバナ
◆与那国島民俗資料館
◆東崎(あがりざき)馬と牧場
◆立神岩
◆Dr.コトー診療所
◆西崎(いりざき)
 日本最西端の碑
◆ゲストハウス
 フェスタドミトリー
◆居酒屋 どぅーらい
◆島料理 海響(いすん)
 生活循環バス
 2時間?
 長命草白和え
 はらごの刺身
 オータンワタリの炒め物
◆RAC琉球エアーコミューター

◆与那国ホンダ レンタカー

とても良心的で、やさしい旦那さんと奥さんでした。
ダイビングに行ってきた帰りに、レンタカーの引き取りに行きましたが、予定より5時間も遅れてしまい、「もう来ないと思っていました」と言われて平謝り…。
ですが時間を引いてくれて、安く借りられました。
また、与那国ホンダさんで車を借りたいです。
おすすめです。

◆ティンダバナ

イヌガン 
大昔、久米島から中山王府への貢納船が出帆した。
しかし、船は荒天に遭い、与那国島へ漂着した。
一行の中に女一人と雄犬一匹が加わっていて、ある夜から男が一人ひとり犬にかみ殺され、犬と女だけが岩屋で同棲するようになった。
一方、小浜島の漁夫が荒天に遭い、与那国島へ漂着した。
女はこの島に猛犬がいることを知らせ、すぐ島を離れるよう忠告するが、男は女の美貌にひかれ、逆に犬を退治した。
二人は夫婦になり、七人の子宝に恵まれるが、ふとしたことから犬の殺害を知った女は、ついに犬の死骸を抱いて命を絶った。
犬と女が、住んでいたところがイヌガンと言われている。

この先にトイレもあり安心でした。

ここから先は道も悪く、何もありませんでした。
実質ここが一番奥と思います。

古く立派な碑が掲げてあります。

讃 ・與那國島
    伊波南哲
 荒潮の息吹にぬれて
 千古の伝説をはらみ
 美と力を兼ね備えた
 南海の防壁與那國島
 行雲流水
 己の美と力を信じ
 無限の情熱を秘めて
 太平洋の怒濤に拮抗する
 南海の防波堤與那國島
 宇良部岳の霊峰
 田原川の尽きせぬ流れ
 麗しき人情の花を咲かせて
 巍然とそそり立つ與那國島よ
 おヽ汝は
 黙々として
 皇国南海の鎮護に挺身する
 沈まざる二十五万噸の
 航空母艦だ

 紀元二千六百三年三月
 (1943年)

展望台からは、祖納全体を見渡せます。

祖納から撮影した「ティンダバナ」です。存在感があります。

◆与那国島民俗資料館

休館しておりました(泣)
与那国島ことをもっと知りたかったです。
次回こそは…。

◆東崎(あがりざき)馬と牧場

とても美しい風景で、宮古島の「東平安名崎(ひがしへんなさき)」につぐ私のお気に入りとなりました。
ただ…馬のフンがすごいです(笑)
ですが、全然臭くはなかったです。
冬ですので、全体的に茶色っぽいですが、夏訪れると緑と灯台の白がクッキリと鮮やかな景色になるのではないかと思います。

静かにゆっくり回る、大きく優雅な風車です。
波照間島で見たヒュンヒュンと音をたてる、強烈な印象とは真逆です(笑)

ザックリこんなことが書かれています。
「各大学の共同研究により、かなりの純度の高い在来馬であることが明らかになっている」
「体高115cm 体長120cm 胸囲130cm前後で、日本の在来馬の中でも最も小型である」
とのことです。

小柄でおとなしい馬です。

西崎(いりざき)は最西端ということもあり、魅力はありますが、私個人としては東崎(あがりざき)の景色が好きです。

◆立神岩

今回は、時間に余裕がなく、歴史や文化・地質など調べずに与那国島に訪れてしまったので、なにも分かりませんでした。
きっと、いろいろ調べてから旅行に行くと、より一層深く理解し、意味のある旅へとなることでしょう。

◆Dr.コトー診療所

正直あまり興味がありませんでしたが、診療所を見に行ったことをきっかけに、ドラマを見てみようと思います。

◆西崎(いりざき) 
 日本最西端の碑

やはり日本最西端ははずせません。
なんだかんだ言っても、魅力がありますね。

最西端の碑の裏側に、それぞれの距離がしるされていますが、111㎞と台湾がいちばん近いことが理解できます。
グーグルマップで見ても、自分が日本最西端にいることに、もう…感無量です!!

◆ゲストハウス 
 フェスタドミトリー

宿泊施設がなく、9月にギリギリ滑りこんで予約をとれました。
与那国島は宿泊施設が少なく、飛行機よりも早く、宿泊施設優先に予約した方が良いとのことでした。
送迎付きで、素泊まり一泊3000円とリーズナブルで助かりました。
商店も居酒屋もそこそこ近くにあり便利です。
レンタカーの駐車場?もあります。
共同のキッチン・冷蔵庫2台(ビールいっぱい買いました)・シャワー・トイレがあります。
ゲストハウスということで、見ず知らずの間柄で、餃子パーティーや焼肉パーティーをやっていました。
私は知らずに居酒屋を予約していたので、参加できませんでしたが、皆楽しそうでした。
最終日だけはと思い飲みましたが、非常に楽しく、ゲストハウスの良さを実感しました。

◆居酒屋 どぅーらい

与那国島では、「長命草」が名物メニューの様です。
八丈島にとっての「明日葉」の様なものでしょうかね。
「どぅーらい」さんで教えてくれましたが、お腹いっぱいで「長命草の素麺」を口にできませんでした(泣)
美味しくて、刺身の写真も撮り忘れました…。
与那国島では、カジキマグロが有名です。

揚げ出し豆腐

どぅーらい特製の唐揚げ

◆島料理 海響(いすん)

 ◆生活路線バス(無料)
バス停 ナンタ浜~久部良港
撮ろうとしたら、そんな暇なくこんな写真に…(笑)
ブルーで小型の綺麗なバスでした。

 ◆2時間?
店内に入ろうとした瞬間、黄色い貼紙が…。
「他のお客様にもご提供できるよう、飲食は2時間までとさせていただきます。ご協力お願いします。」こんな感じだったかな?
サーっと血の気が引いた…。
「フェスタドミトリー」付近のバス停は「ナンタ浜」、帰りは「久部良港」で21:38発…。
今は18:00なので、2時間で20:00…1時間30分、この寒さの中どうすれば…。
店員さんに交渉しました。
『せっかく与那国島に来たので、「海響(いすん)」さんで大晦日を送りたいと思い予約しましたが、2時間の時間制限があるとは知らず、生活路線バスに乗って来てしまいました…。バスが来るまで置いてもらえないでしょうか…?』と言うと…。
『こまりましたね~他のお客様も待っておりまして…、でも外はさむいですよね~…』
しばらく放置されたされた後、おそらく奥の店主さんから言われたのでしょう、
『席が狭くなりますがいいですよ』との事で、ようやくビールを頼む気になりました。
結局、最後は「海響(いすん)」さんの方で、久部良から祖納の「フェスタドミトリー」まで、車で送ってくれました。
店を出る時、女将さんらしき方が出てきて、手を振ってくれました。
…さかのぼること1か月以上前、心配性の私は31日に「海響(いすん)」さんに予約の電話をした時、『31日はやっておりますので、12月にはいってからお電話くださいませ』
おそらく女将さんで、その電話越しの声に、信頼と期待を感じました。
私の薄っぺらな第6感です。
同じ声で12月1日予約を取りました。
大晦日当日、多くの飛び入りのお客さん達は、残念ながらお断りをされておりました。
お店の方でも、予約した日付は記録してあると思います。
そんな理由もあるのか無いのか、丁寧な対応に感謝しております。
繫忙期等は2時間の時間制限があります。
私はたまたまですが、十分ご注意くださいませ。

料理は最高でした!

「海響サラダ」
私は「海響サラダ」を注文しましたが、「山菜サラダ」や「パパイヤサラダ」の方がいいかな?と思いました。

「長命草の白和え」

「長命草の卵焼き」

「カジキマグロハラゴの刺身」
脂がのっており美味です。

 「オータンワタリの炒め物」
これは非常に珍しいです。
沖縄県で初めて食べました。
コゴミのぬるぬるした感じでした。
「山菜サラダ」にものっていました。

◆RAC 琉球エアーコミューター

与那国島へのアクセスは、飛行機とフェリーがあります。
私は石垣空港~与那国空港を選びましたが…。

石垣空港~与那国空港 約30分。
チケット代相場は1万~2万程度で変動。
石垣空港からRAC搭乗時間まで(待ち時間)
行き 約4時間30分
帰り 約6時間
恐ろしい程の時間が空きますが、受け入れるしかありません。
この膨大な時間を生かすも殺すも、自分しだいです。
「やることリスト」をキチンと計画しましょう!


他の手として飛行機の到着時間にもよりますが…。
那覇空港~与那国空港 約1時間20分
石垣島離島ターミナル~与那国島 約4時間
この場合の待ち時間も考慮して、計画をたてることをおすすめします。

以上
     
     

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